2011/12/31

アンテナ製作中


冬休みになってから少しずつすすめています。

以前作った21メガ用モクソンがうまく動作せず,調整をギブアップしたので,その材料を流用して,HB9CVを作る予定です。エレメントを少しずつ伸ばしてさらに1mのパイプを継ぎ足しました。これが結構面倒な作業でしたが,何とかラジエター,リフレクターができて,ブームに仮組してみました。結構大きいです。21メガとは言え,フルサイズのため,エレメント長7.1mあります。屋根に上げられるか心配。

あとはマッチングセクションの製作となりますが,ちょっとずつ進めてるので完成はいつになることやら。

2011/12/30

今さらバグキー


クリスマスのプレゼントはVibroplexのバグキーでした(もちろん自分からのプレゼントですが)。

数年前に友人に見せてもらったBlue racerというモデルと,それを軽やかに叩く姿が忘れられず,ずっと気になっていました。

国内のGHD製も考えましたが,HP上のラインナップから消えており,問い合わせたところ,現在は需要がなく特注扱いとのこと。価格もかなりするようなので諦めました。

購入したのは銀色にピカピカ輝くDeluxバージョン。思ったよりスリム。調整ネジがたくさんついていますが,ある方のHPに調整方法が載っていましたので,参考にさせていただきました。本体だけですと20~50WPMの送信速度とのことでしたので,Varispeedというオプションを同時購入。これをつけるともう少し遅い速度でも送信できます。

短点:長点=1:3になるように上手に打つと,エレキーっぽくなり,短点の割に長点が長くなるとバグキーっぽく聞こえます。すでに実戦で使っていますが,練習では上手に打てるのに,本番では緊張すると符号が乱れますね。また,短点の次に長点が来るような構成の符号が難しいですね。

まだ初心者ですが,私のバグキーイングが聞こえてましたらコールをお願いします。

2011/12/21

Xmasプレゼント

USAのメーカーに直接注文して,10日ほどかかって到着しました。長年夢見ていたものがついにこの手に…。何だか分かりますか?



2011/11/19

近況

1ヶ月更新をさぼってしまいました…。

この時期,黄葉がきれいで時間があれば山に行ってしまいます。と言っても低山,里山です。飯山市の鍋倉高原,長野市の太郎山,小布施町の雁田山を歩いてきました。

平日はいいお天気なのに週末になると崩れるパターンが続いていて,アンテナ製作にかける時間が取れません。気が乗りません。ですが,材料はほぼ買い揃えました。

そろそろ黄葉も終わり。ぼちぼち製作にかかるとします。少しずつなので1ヶ月くらいはかかると思いますが。

2011/10/16

連日ハイバンドがオープンしてるようで…

友人から28メガがオープンしてるよ,と携帯メールが来たのでワッチしてみました。屋根上にはHFは7メガのGPしか上がってませんので,手元のマニュアルチューナーでマッチさせてワッチ。弱いながら数局のWとそれを呼ぶアジア局が聞こえています。専用のアンテナだったらもっとガンガン入感するのでしょうか。

CQを出し続けるW局をコール。他のJAも呼んでいたようで,何度目かで何とかコールバック。昔交信実績があったようで,すぐに私のハンドルを打ってきました。(電信です) こちらもすかさずBillと返して,ショートQSO。計2局のWと交信しました。SSBも聞いてみると,ラグチューっぽいWの信号が入っています。

ハイバンドのアンテナが欲しい今日この頃です。
21メガになぜか同調しない21メガ用モクソンを下ろしました。近々HB9CVに改造するつもりです。

2011/09/19

真空管ヘッドホンアンプ

真空管ヘッドホンアンプを製作しました。春日無線変圧器で販売しているキット,TIC-4です。このアンプは12Vで動作しますので,電池やバッテリでもOKです。5687WAという,元はコンピュータ用の真空管だそうですが,オーディオ用でも良好に動作するそうです。

さてその音は。。
好きなジャズのCDを聴いている限りでは,それぞれの楽器の音がよりリアルに響く感じで,一体感が強まり,臨場感が増してきます。(オーディオはまったくの素人なので頓珍漢なことを言ってる,と思います汗)。何より,真空管の音を聞いているという満足感があります笑。


さて,ちょっと困ったことに,ステレオミニプラグの接触不良が頻繁に起こります。どうやら,このプラグの致命的欠陥らしい。無線ではごく普通に使い,トラブルもそれほどありませんでしたが,オーディオでは大きなストレスですね。考えてみると,わずかな面積による点接触なのでいろいろ起こるのでしょう。あらためて標準プラグやピンプラグの良さを知りました。

秋の夜長,ちょっとしたオーディオマニア気分に浸ろうと思います。

2011/09/15

RSレポート

エレクラフトのK2が固定運用でのメインマシンなのですが,今までメーターの下の値ばかり見ていて,あまり深く考えずにいたのですが,今まで相手に送ってきたRSレポート,下の数字で送ってしまっていました。599+でも579と送ってしまっていました。お恥ずかしいです。ごめんなさい。


2011/09/12

SBMのダイオード交換でパワーアップ?

RNRさんのブログの記事を拝見していて,SBMのダイオード交換だけでパワーアップ?ということで,早速やってみました。


送信部のSBMのIN60x2を1S2076Ax2に交換すると,出力が2倍弱にアップするとのことです。
その結果は…
2mDSB機(ファイナル増設2SC2053)35mW→40mW
6mDSB機(ファイナル増設2SC2053)250mW→300mW



劇的な変化を期待しましたが,こんなものかなぁということで。
変調レポートをもらいたいのですが,長野の田舎ではなかなか相手がいません。

2011/09/04

次なる製作は…

しばらく製作から間が空きましたが,たまたま興味を持ってしまった真空管式ヘッドホンアンプ。パーツはすべて揃い,今日はケースに穴あけをしました。ケース加工は取り掛かるまでは気が重いのですが,終わると気が楽になります。半田付けはゆっくりとぼちぼちやっていきます。


2011/08/22

毛無峠移動

8月14日で,すでに1週間前ですが,自作機を持って毛無峠に移動しました。

FDコンテストの時は,日曜朝に到着したら,すでに駐車地に3台。隣接のため自作機の出番なしでしたが,この日は他に無線やっている人はなし。チャンス!とばかり,ポール代わりの釣竿を立てて,まず2mダイポールを設置。2mDSB機をオン!何とすぐ近所,根子岳山頂移動局がCQ出してます。破風岳が真ん中で邪魔してますが,強力信号だし絶対交信いける,と思って何度も呼びますが,返ってくるのはCQ。。 何度もコール続けてやっととってもらえました。ですが変調のせいか,頂戴したレポートは51。こちらには強力に入感してるのになぁ。どうやらアンテナを南に向けているようでした。ま,関東にふつうアンテナ向けますからねぇ。

次は,アンテナを6mスカイドアにかえて,6mDSB機をオン!やや,八ヶ岳の天狗岳移動局が聞こえます。某山と無線で有名な方。すかさずコール。数回の後,何とか取ってもらえて53のレポート。サイドバンドサプレッションが悪いですよ,とInfoいただき,こちらはDSBの自作機です,と答えるとご納得の様子。とても嬉しい交信でした。

地図で調べると距離およそ65kmでした。都内までは150キロくらいなので,200kmくらいは飛んでほしいです。破風岳山頂にでも登れば良かったか。

2mDSB機は50mWなので仕方ないかな。。あるいはアンテナももう少し利得のあるものにするか?

2011/08/08

FDコンテスト

8月第一土日はフィールドデーコンテスト。最初から本気参加は考えていなかったが,土曜深夜から落ち着かず,日曜早起きして,移動のメッカ,毛無峠に向かう。

下界から見ると峠は雲の中。途中アルプスなど見えたものの,目的地は雲の中だし,途中カートランシーバでワッチするも何も聞こえないので,多分誰もいないのだろう…。

ところがどっこい,峠に3台車が並び,アンテナがたくさん上がってました。50MHzのHB9CV,1200MHzのループ八木とマイクロのパラボラ,2m&430の八木。一番声かけやすそうな2m&430の人に話しかける。FT817でQRP部門で参加中でした。SSBだそうで,道理で下界で聞こえないわけです(FMしかワッチしてなかったので)。聞くと,全員別々の個人であり,この奥にHFやってる人がいるそうで。金曜から陣取りしたと言ってた神奈川県の人でした。

自作機を使って,冷やかし参加のつもりだったので,何だか居づらい雰囲気でしたが,モビホに自作機をつないでみる。

50は抑圧でまったくダメ。また,ホィップなので受信も弱い。2mも弱い。DCだし,QRPpだしで,早々にギブアップでした。FT817をつないでご挨拶のお声がけ。

至近距離(50mくらい?)に別の局がいると使えないことが分かりました。当然でしょうが。

少し離れて50でお声がけ。音質が悪く,メリットが悪いとのこと。パワーが200mWしか出てないので,多分電池の電圧が下がっていたのだと思いますが,少しショック。

結局自作機のチェックにはならず,お預けになりました。コンテストは合計2局で終了…。
この日,この場所には,他の車・バイクがぞくぞく。天気は悪いが,ドライブ,ツーリング日和だったようです。

視界ほとんどなし。時折ガスが晴れて,破風岳が顔を出しましたが。

2011/08/02

浦倉山移動

群馬県境の浦倉山2091mに山岳移動し,2m,6mをワッチしましたが,交信のチャンスに恵まれませんでした。

3時間かけて頂上。濃霧のため展望なし。ランチ後,2mDPを立ててDSB機でワッチ。受信可能周波数の微妙に少し下144.1くらい?で声が聞こえますが,判別不能,コール不能。違法FM局と思われる信号が144.25あたりで聞こえてました。真ん中でCQ数回出しますが反応なく,平日だからなあと諦めて,6mをワッチ。何も入感せず。まもなく雨が強くなってきたので撤収。結局成果なしでした。

2mDSB機のボリュームを上げると発振。恐らくLM386ですが,筐体を手で押さえつけると止まる。アースの接触の問題でしょうか。

やはり平日ではダメか。実践機としていつ陽の目を見るのだろう。

6mDSB機の回り込み対策

6mDSB機も,回り込みの症状があったので,対策を打ってみた。


送信部への電源ランドの隣にもう一つランド追加。BATTとファイナル電源の接続線を移動。元のランドに電解コンデンサ10μFを付ける。そして本来だと抵抗1kΩを挿入するのだが…。


ワニ口をつけて色々試す。1kだとやはり送信部への電圧が極端に下がる(3Vくらいだったか)。変調をモニターするとかなり弱々しく,パワーも100mW程度まで落ちてしまう。そこで,100Ω,330Ω,470Ωを試す。100だと途切れ途切れの,ふわふわした変調になってしまう。330だと回り込みが時々発生したので,470Ωに決定。まだたまに回り込みがあるが仕方ない。パワーは300mWに落ち着いた。


これで一安心。2m機も6m機も次は実践でテストします。

2011/07/31

2mDSB機ファイナル調整(7)

懲りずに調整を続けました。

とあるHPを拝見していたら…
送信部の調整は初段側からチェックすべし,受信部の調整は最終段からチェックすべし。とありました。大変勉強になるHPです。

さて,送信部。デカップリング回路を追加することにより,回り込みは完全になくなりました。残るは音質問題。但し,根本的には直りませんでした。若干マイクゲインが高すぎの音質と言われそう。ブレッドボードで同等のマイクアンプ回路を組んでみて,音質のチェック。結果,以下の点を変更しました。

2SC1815GR→2SC1815Y (たまたま手持ちがあっただけです。Yの方が増幅率が低いそうです。)
ベース抵抗を3.3K→4.7Kに変更(コレクタ抵抗と同じ値)
エミッタ抵抗を330Ω+1μF(電解)

以上です。試行錯誤しましたが,これ以上の音質改善は私の力量を超えるようなので,ギブアップしました。今回でとりあえずは最終調整とします。最終的に出力は40mW程度になりました(約12.6V時)。100mWにはやはり届かず。1段だけではどうも無理のようです。

今井さんのHPで,FCZコイルではなく,トロイダルコアを使用したSBMの試作記事があり,いつか導入してみたいものです。
今度は,6mDSB機も回り込みしてるみたいなので,デカップリング回路を追加してみます。

2011/07/30

2mDSB機ファイナル調整(6)

自作機の改造はつきないのですが,マイクアンプ周りをいじってみました。

マイクアンプの2SC1815。ネットでいろいろ回路を見て回ると,エミッタ電圧によってゲイン調整ができるらしい。そこで,100Ωから1kΩまでいろいろ試してみた。

設計ではここが0Ω。ゲインが高すぎて音が歪んでいる様子。なかなか満足の音質にならないが,最終的に470Ωで落ち着く。基板上にランドを1つ追加して,エミッタ抵抗の挿入完了。その後,デカップリング回路ももう一度いじってみて,22μを10μに戻した。

結果:パワー計の針の振れが弱々しくなったものの,口笛を吹いて測定するとMAX30mW。音質はいまだに今ひとつ。

とりあえずこれで様子見。


ちなみに,この改造前だが,消費電流を測ってみた。
受信時:25.7mA
送信時:無変調時28.9mA,大き目の声を出すと40mA以上。
こんなものでしょうか?

2011/07/28

2mDSB機ファイナル調整(5)

引き続き回り込み対策。何とか結果が出た?

対策:デカップリング回路を変更→R=1k,C=10μ(電解)
結果:電圧降下のためか,送信部への供給電圧が極端に下がってしまう。5V程度?そのため,マイクアンプ回路が動作せず,まったく変調がかからない。

対策2:R=470に変更。
結果2:ノイズがやや乗るが,変調はちゃんとかかるようになった。多少回り込みがある模様。

対策3:C=22μに変更。
結果3:ノイズが消えた!出力は35mW程度。バッテリー使用のため,テスト中に電圧が下がってくるので,出力はまずまずと言える。但し,変調がへんな感じ。手持ちの古い電解コンデンサーのためか?ボディが紫色。週末にでも,市内のパーツショップで買って来よう。

音質にやや不満が残るものの,回り込みはほぼなくなりました。

いよいよ,かな。

(回路図)

2mDSB機ファイナル調整(4)

どうやら回り込みが原因らしいことが判明。対策を打ってみるが,いまだ改善せず。

症状:送信にするとつねに1~5mW程度の出力があり,モニターすると,ゴォーというノイズが乗っている。マイクコネクタをはずしてみるとこのノイズが消える。

対策:マイクアンプへの電源部にデカップリング回路を挿入してみる。値はR=100Ω,C=0.01×2個。

結果:電圧が下がったためか,最高出力50→40mWに。ノイズは変化なし。SBM部のコア調整で,出力を下げるとノイズがピタッと止まるが,出力は10mW程度に。20mW程度に下がる部分で送信してみると,わずかな音でノイズが発生する(例えば吐息)。やはり回り込みのようです。

本日はここまで。

2011/07/16

2mDSB機ファイナル調整(3)

50mW出たところで,ローカル局にお願いして変調のチェック。ノイズが随時のるとのレポート。

キャリア漏れなのか,何なのか。確かに送信にすると,声を出さなくても5mW程度パワー計の針が振っている。SBMのコアを調整すると,これが0mWに近づくが,そうすると最大パワーも10mW程度になってしまう。結局原因わからず。

このまま実践で使用して,相手局からのレポートを聞いてみたい。

2011/07/13

2mDSB機ファイナル調整(2)

ローカル局との交信テストの結果,まあまあの結果ではあったが,やっぱりもう少し出力は出るのではないか,という期待がぬぐえず,再調整。

ドライブ段2SK241との結合部分,セラコン0.01μFを使っての直接接続だったところを,4:1トランスに変更(FB801にバイファイラー4T)。入力のインピーダンスを下げて,ファイナルへ注入。

周辺のコア調整の結果,MAX60mWまでのびた。公称50mWということにしよう。自宅の別のリグでの変調チェックではまあまあであるが,再度ローカル局にお願いして,変調の様子をモニターしてもらおう。

また,交信テストのときに分かったが,電源電圧の変動の影響を大きく受けるようだ。10Vを切ると突然パワーがガタ落ちする。12Vでピーク60mW。13Vでなぜか50mW程度に微減。

それにしてもTSSからの返事がなかなかこない…。

2011/07/11

LPF+ファイナル追加(144MHzDSB機)

144MHzDSB機にローパスフィルターとファイナル(2SC2053)を追加した。ドライブが10mWで,最終的に40mWになった。

LPFは先日の設計通り。ファイナル回路は手作りトラ本の50MHzSSB機を参考にしてみた。当初は,出力トランスをFB801に10T,ドライブとの結合部をバイファイラー巻きのトランスにしてみたが,出力変わらず。試行錯誤の結果,以下の回路となる。若干発振気味なので再調整して30mWがせいぜいかも。目標100mWには届かないが,とりあえずこれで完成とします。

今度山歩きしたときには,50MHzDSB機といっしょにこれを持っていって,交信してみましょう。


LPF,ファイナル基板。この後,トランスは変更。






2011/06/27

LPFの設計

2mDSB機に追加する,ローパスフィルター回路を設計してみた。参考書を参考にして,手計算。ついでにエクセルを使って,トラ本に載っている,他のバンドの値も合っているか試算。ちゃんと合ってる。

トロイダルコアのT37-6の,#6は周波数の特性上,144では使えないようなので#12を使用。一回り小さいT25を選んでみた(理由は忘れた。どこかのHPで製作例があったかも)。

現在,10mW出力の2mDSB機の送信部のあとに,2SC2053のファイナルを追加し,さらにこのLPFを入れる予定。ファイナル部は6mSSB/CW機のものを参考にするつもり。


2011/06/19

2mDSB機製作(8)完成!

ファイナルの調整に苦労したけど,何とか出力10mW程度になり,とりあえず完成。

1mWをもっと上げるため,ファイナルの2SK241をパラにしてみたが,かえってパワーダウンの結果に。結局元に戻して,VFOと送信部を交互に調整。だめかぁと諦めかけていたところ,VFO部の3つめのコアを回すと発振してしまう点を発見。その少し手前にコアを調整し,送信部を再調整すると,パワー計の針が5mWを超えた。その後の微調整によって,ついに10mWへ。TX-RXスイッチ切替でときどき発振するものの,ケースフタをかぶせるとその症状も出なくなり,OKとした。

これで心のもやもやが晴れた気がする。
そのうちにファイナル(2SC2053)+LPF増設の予定。

調整に手間取った送信部

ケース内部。左端のスペースはファイナル増設用。

2011/06/18

2mDSB機製作(7)送信部完成

一度始めるとなかなか我慢できなくて,時間を忘れて半田ごてを握ってしまいます。送信部が完成。

最初はなかなか出力が出なくて二日くらいどうしようかと思ってましたが。ビニール線をつないで送信すると,他の受信機ではしっかりと変調のかかった信号が入感。電波は出ているのですが。

VFOと送信部のコアを交互にいじって,何とかパワー計の針が振れるようになりました。
ですが,せいぜい1mWが最大です。本来は10mW出るようですが。

次は2SK241をパラにしてみます。

2011/06/14

2mDSB機製作(6)受信部テストOK

受信部を配線して,テスト。配線にずいぶん時間がかかったけれど,結果OK。
3つのコアを順番に調整すると,期待通りの利得と音質。まだアンテナつなげたわけではないけど。
とりあえず仮調整で済ます。

本当は平日にこんなことしてる場合じゃないんだけど。。

2011/06/12

2mDSB機製作(5)受信部完成

お天気もいいのにインドア。受信部完成。
VXOとの接続など,配線はまだ。今夜か明日にでもつなげて受信テストする予定。

2011/06/11

2mDSB機製作(4)VFO部完成

VFO部が完成。バイブル通りに製作し,VX3のコアが一番抜けた状態にして,電源接続。固定で使用している144MHzオールモード機で発振音を探すと144.6付近で聞こえる!部品の足の隙間にドライバをつっこんでバリコンのトリマを最大容量に回す。バリコンのダイアルとVX3コアを追いかけっこで周波数を下げてほぼ希望通りになった。

144.106~144.254MHzに仮調整した。
(ケースをかぶせると若干変動し,144.103~144.252MHzになる)

次は受信部にとりかかる。

2011/06/07

2mDSB機製作(3)

少しずつ製作中。まずはVXO部から。まだ水晶とバリコンはつけていない。
最後にファイナルを増設して,この小さなリグが数百mW出ると思うと,わくわくする。

2011/06/04

2mDSB機製作開始(2)

ケース加工完了。基板の切断も完了。これで製作準備完了!

基板の切断。両面銅箔基板。ダイソーで購入したノコギリでごしごし。歯が薄くて切りづらく,案の定折れてしまった。100円だからなぁ。大きさはケースより一回り小さい。よって,隙間に丁度,ファイナル基板が入る大きさ。

まだ開けてなかったバリコンを止めるネジ穴。間隔が1.4cm。ものさしでえいや!で印をつけて,ドリル穴。φ2.5mm使用。当ててみるとほぼ丁度,ドンピシャ!多少バリコンの周りがしぶいので,軸穴をカッターとヤスリでほんの少し広げただけでOK。最後にツマミを取り付けて,さまになってきたぞ。

2011/06/01

2mDSB機製作開始

いよいよ2mDSB機の製作開始。と言っても,1ヶ月先に大事な試験があるので,慌てず,ゆっくりと進めたいと思う。

とりあえず,パーツはほとんどすべてそろえた。
そして,手始めに,ケースの加工を行い,外付けする部品をつけてみた。



かなり小さく感じる。例の教科書によると,ほとんど製作例と少しだけ大きいケース。これに,モディファイとして,ファイナル部+LPFを増設する予定。本当に入るのかな。。

バリコンだけまだ。取り付けの2.6mm?のネジ穴がまだ。これを正確に開けるのは難しそう。今度の土日にでも少しずつやろう。

2011/05/22

サイドトーン断念

2mCW機にサイドトーン回路を組み込もうと思ったが,根本的な問題で断念。

6pラグ板に回路を組み込み,ワニ口クリップで接続してテスト。?なぜかサイドトーンが出ない。よくよく考えてみると,このトランシーバは,1S2076Aを使って送受信を切り替えている。これでフルブレークインができるのだが,送信している間は受信回路の電源が断たれる。よって,ST回路からの出力はLM386に入るが,電源が来ていない状態になるので,サイドトーンは鳴らないことになる。

解決方法としては,ST回路の出力を直接イヤホン端子に出せばいいが,やってみると出力が小さすぎてかすかに鳴るのみ。何らかの増幅をすればいいはずだが。

とりあえず断念。

2011/05/19

パーツ購入

やっと市内のパーツ屋さんで購入。まずはサイドトーン回路を。その後,ファイナル増設。
そして,2mDSB機へ。

日曜は閉店?早仕舞いで購入果たせず。
本日やっとこさ。

抵抗19本。190円。コンデンサ5ヶ75円。
苦労しました。。

2011/05/15

JA0VHFコンテストに参加



いつものように,直前までどうしようか迷っていた。日曜午前のみ,山岳担ぎ上げ移動するか,土曜深夜から車で移動するか。結局,体力温存のため,担ぎ上げは諦めて,車で移動。その代わり,何とか予定が空いたので,土曜18時頃自宅出発できた。

場所は毛無峠,の予定だったが,万座との分岐以降も雪がなくなっており,除雪されたことが分かる。その道を進んで行くと,何と半分くらい行ったところで雪の塊が残っている。その向こうはなぜか除雪されている。よってやむなくUターンして,結局万山望付近。ただ,携帯がどうしても不通になってしまい,仕方なくさらに数カーブ下りたところ。結局この場所のロケがあまり良くなかった。

2エレHB9CVを上げ,次にサテライト用の2m/430八木を上げようとすると,2mの八木のバランの端の端子が,断線。2mは八木を諦め,モビホのみに。430だけ八木を立てて,既に開始15分前。バタバタで開始。

IC706の調子が悪く,パワーが出ていないのか,メーターがおかしいのか。試していたらヒューズが飛んでしまった。

で,FT817で,50MHzでスタート。これもいけなかった。モビホでも2mで開始の方が良かったかも。既に戦意喪失。

50局やって12時,就寝。外気温は5度を切るが,シュラフを持ってきたので,後部座席でまあまあ快適に寝れる。

翌朝,5時に目覚め。アーリーバードたちを相手に数局上乗せ。意を決して,5エレを上げることにした。久しぶり。何とか上がり,HB9CVとこの5エレの点検ができただけでも成果,と割り切った。

ドスモバも超久しぶりに使用。トラブルもあったが,復帰方法が分かったので良かった。画面が暗いが,まあまあ使える。ただ,電池が問題。NiMHでは電圧低下で実用的ではないかも。アルカリか,外部電源,ACアダプタが必要かも。

DSB機で2局交信成功。違和感もなく,仕上がりは良さそうだ。これも成果か。ロケと5エレのおかげの300mWだ。

関東のマルチがほとんど取れず,ロケの悪さが露呈した。もう少し下りて,本当の万山望の方が良かったかも。

最終は88局。
久しぶりの車移動,勝手も悪く,ドタバタで,消耗感と不完全燃焼で,しばらくのオフ期間は無線抜きで我慢できそうにない。。涙

10時頃にはほとんど呼ばれず,新局もおらず,アンテナ撤収に入る。最後は5エレとモビホ。そしてモビホと50メガ用ホイップ。


ドスモバ(4)…起動失敗。そして成功。

VHFコンテスト参加中にドスモバの電源が落ちた。推測するに,電池(NiMH使用)が消耗して電圧が落ちたのではないか。予備のNiMHに入れ替えて試すと,何とか起動した。

すると,ZLOGがまた使用不可に。ハングアップの症状。

うろ覚えで次のことを試し,何とか起動成功した。

DOSに下りることはできたので,
d:\data\uty にある,
deldev.exe を実行("deldev")。
その後,
>cd ..\dos
>dos
で,あらためて日本語DOSモードにする。
そして,
>a:
>cd \zlog
>ja0vhf
で,ZLOGが正常起動した。

ハングアップの理由は不明だが,ハングアップ後,最初にDOSに下りた状態では,何らかのデバイスドライバが組み込まれている状態で,それをいったん削除して,再度日本語DOS化してあげるといいようだ。

多分,これで,今後もし万一同じようなハングアップ症状があった場合には,対処できるのではないか。

原因はいまだに不明ではあるが,今度こそ起動成功といったところか。

2011/05/14

ドスモバ(3)…起動成功

ドスモバでZLOGを正常に起動することに成功!

ドスモバで,DOSが起動する際,
d:\data\dos\dos.bat が実行されているようだ。その中に以下の記述がある。
adddev d:\data\uty\necai.dev

そこで,この
d:\data\uty\necai.dev の内容を以下のように変更した。

device=D:\DATA\UTY\mgdisp2.sys /V2
device=D:\DATA\UTY\pansi.sys
(以上2行)
(つまり,以下の2行を削除した。)
device=i:\dos\necaik1.drv
device=i:\dos\necaik2.drv
(ちなみに,元のnecai.devはnecai.bakとして,同じディレクトリに保存してあ
る)

そのあと,
>a:
>cd zlog
>ja0vhf
で,zlogcg -gja0vhf が起動。正常動作した!
(ja0vhf.batは以下のように記述されている)
zlogcg -gja0vhf (以上)…「ja0vhf.cfgファイルを使ってzlogcgを立ち上げよ」

それから,
mgdisp2には,以下の機能が含まれているとのこと!
MGALT、MGBATT、MGOFF

2011/05/11

ドスモバ(2)

ドスモバについて,参考になるHP

(知る人ぞ知る…)
http://homepage1.nifty.com/kyou-kyou/

アマチュア無線関係のソフト
http://www.geocities.jp/jl4cvb/ham-soft.htm


◆モバイルギアよ◆
http://www1.coralnet.or.jp/michiyo/Moba/MobaIdx.htm

ドスモバ 再起動

ドスモバはしばらく放っておくと,バッテリー切れで,設定が元に戻ってしまう。しょっちゅう。
コンテストに先立ち,あらためてDOS化を試みる。

電池を入れなおして,起動。
ワープロ画面からカード内を閲覧すると,
DOSKA.EXE
SOFTOFF.DEF
SOFTOFF.DLL
SOFTOFF.EXE
UNIEXIT.EXE
UNIEXIT.DLL
UNIEXIT.DEF
が見える。

①DOSKA.EXEを本体\DOSフォルダにコピー。
②SOFTOFFの各ファイルを,本体¥受信BOXにコピー。

②を登録ソフトに設定する。

登録したSOFTOFFを実行。→いったん電源OFF→電源ボタンを押す→すかさず両SHIFTキーを押す→プロンプトが出たら離す。

d: リターン
cd: \data\dos リターン
doska リターン
dos リターン
花火が上がって,DOS化完了!

次回からは
 次回からは、「W-SHIFT」後に
 D:
CD¥DATA¥DOS
DOS

でDOSに移行する。(日本語DOS環境になる)


ZLOGなどが入っている,コンパクトディスクは
a:
にある。


ここでzlogcgを起動すると,ハングアップしてしまう。
はて困った。


何だかよく分からないが,いつの間にか,ZLOG起動するようになった。

???

2011/05/10

2mCW機にサイドトーン回路を

2mCW機に組み込む予定のサイドトーン回路の回路図を書いてみた。
8端子のラグ板に丁度乗りそう。手持ちの材料を調べると,抵抗がほとんどないことが分かった。
近いうちに神戸無線で仕入れて,製作をしよう。これがうまく行ったら,今度はいよいよファイナルだ!

2011/05/09

サイドトーン回路

今井さんのブログで,サイドトーンをZERO-6なるトランシーバに組み込む記事を発見。
(見てはいたがあまり意識していなかった)
これを流用して,自分の2mCW機にサイドトーン回路を入れるつもり。

http://blogs.yahoo.co.jp/jf1rnr/21459461.html

彼著のp144にもサイドトーン回路を組み込む記事がある。
ブログにあるものはツインT発信機p45の方式で,この回路のアース側をONOFFするもの。
p144の記事は,電源側をONOFFするもの。回路の中身は一緒,ということにやっと気付いた。

この改造をやったら,ファイナル追加の改造をする予定。

2011/05/08

6mDSB機のパワーアップ成功

6mDSB機のパワーアップに成功!400mW

6mDSB機は,RNRさんの本ではファイナルが2SK241で出力10mW程度になっているが,自分のは改造して,2053+LPFを内蔵してある。このことを忘れていた!

2053を使ってパワーアップ,と考えていて,フタを開けて眺めてみると,あれ!入ってる。回路的に6mSSB/CW機のファイナルを参考にして,過去に改造したんだった。

で,6mSSB/CW機のファイナルのインピーダンスマッチングの変更についてRNRさんのブログにあり,自分のも改造して200mW弱のパワーになっているが,同様の改造をDSB機にしてみた。

ファイナル部のバイファイラーのコアを10Tのモノファイラーに変更。ドライブ段からは,取り外したバイファイラーのコアを取り付け。測定すると,パワーそんなに出てない。むしろ下がった。やっぱりダメか,と思って何度か取りはずし,つけるを繰り返す。いやいや,ドライブ段最後にあるFCZコイル調整をしてみると,あれよあれよ,とパワーが出るじゃないか。最終的に400mW出た。これはDSBだからUSBにすると200mW。満足の値。

IC706で変調をチェックすると音質,若干悪くなった?気がするが,とりあえずこれで今後使用。SSB/CW機に比べて,変調がうまくかかっているようで,もともとDSB機の方がいい感じだったが,今回の改造で,いよいよ50MHzではメインのリグとなりそうだ。

固定では,ディスコーンにつなぐが,一向に相手がいない。誰か相手して欲しい。

2011/05/05

2mCW機

飯綱山で運用したときに,AF段?の発振がとても気になったので,ふたを開けて若干の改造をした。

AFボリュームを半分くらいから上にすると,必ずブーという発振音がした。ふたを開けてみて,LM386のことをいろいろ調べてみた。

LM386の1-8ピン間に接続する素子によって,利得が変化する。
①オープン 20倍(26dB)
②10μF 200倍(46dB)
③1.2kΩ+10μF 50倍

現状は②になっているが,利得を大きく取りすぎているのでは?という仮説から,③に改造してみた。但し,1.2はなかったので1kΩ。その結果,発振がほぼ止まったと思われる。

また,ヘッドフォン端子の,ステレオの片側がオープンになっているので,これをLとRをショートした。後で考えてみると,モノラルプラグを差した場合は不具合が生じることになる。但し,弱く差せば大丈夫(みたい)。ダイソーでステレオヘッドフォンのいいのを入手したので,これを常用することにして,このまま使う。あるHPでも,このようにした方が発振対策になるとあったので。

本日,伊藤さんにお願いして,2mCWで交信テストをしてみた。アンテナはディスコーン。発振はまったく起こらず,音量も十分。伊藤さんの信号は耳Sで明らかに599。もらったレポートは539だったが,聞くと向こうはFT726の10W送信。それで納得。

これから加えてみたい改造。
①サイドトーン
②2SC2053を使って,パワーアップ!

2011/05/04

飯綱山山岳移動

本日,飯綱山山岳移動を行った。

戸隠中社から登ったが,残雪の量がハンパでない。途中から雪渓。キックステップで用心しながら登る。

2時間半でようやく山頂。連休中日,晴天のため混雑。黄砂で霞んでいるが,北ア,周辺の山はよく見えた。

南峰,飯綱神社の影でアンテナ設営。まずは6m。スカイドア。6mSSB/CW自作機でCQ出すがまったく応答なし。そのうちにざわざわしてきて,Eスポが出てるのが分かった。8が何局か聞こえる。信号はそれほど強くない。何度もコールするが取ってもらえず。パワーが小さいから呼び負けるのか,変調が悪いためなのか不明。そのうちにJG1~/0が09012(どこ?)移動で電信で出る。かなり強力すかさずストレート電鍵でコールすると見事交信成立。599同士。ボウズは免れた。しかしSSBの交信ができず残念。

次はスカイドアを下ろして,2mのDPを上げる。夜更かしして作った,SWRがほとんど1。よく飛ぶはず!とCQ出すが,応答なし。やはり0では2mCWなど聞いている人はいないのか。1には飛ばずか,5mWだからな。

最後に,C501をつないで,山梨県ホクト市のカナガダケ山頂移動局をコール。52のレポートをもらい,56を送る。これは良かった。山岳移動局同士。向こうはハンディ機ホィップで,横にすると54だと。やはり水平偏波だなあと。垂直ダイポールとして使用した方がいいかも?

その後CQを出すと,長野市1局と須坂市1局からコールをもらう。これは59同士。

2時間山頂に滞在して,まあまあ満足。ただ,自作機があまり役に立たず残念。
2mのダイポールと,FB801で作成したバランがよく動作してくれて,これは成果。
FB801にバイファイラ3ターン。QRPなら十分。どうせ晴れの日しかやらないので,むきだし。おおげさなバランでなく,シンプルイズベストだ。

2011/05/01

6mSSB/CW機の改造(3)

オールJA。天気も悪いし,どうせフル参加もできないのでどうしようかと悩んでいた。

自宅からなら,GPをSW-40につないだり,ディスコーンを自作機につなげば一応出れる。どこかに移動してもこの天気じゃ,苦労するだけ,と思って,自宅から。

夜,6m自作機でCQ出すが,さすがに夜だし,1にまったく開けていないロケのゼロからでは相手がいない。SW-40で呼びまわりで交信するが,聞き返されたり,びくともしない局がいる。10局くらい?

翌朝,SW-40で少しやってから,やはり1.5Wのストレスからか,K2の5Wに切替。最初がPで出てるから,その後もP。結構取ってもらえる。コンディションも上昇してるからか。やはり7は昼間がいい。QRPでも飛ぶと実感。50局くらいやって,気をよくしてランニング。意外と呼ばれ,GLとか何度かに一度の割りで言われると,少し嬉しくなって,ちょっとのつもりが結構ランニングしてしまう。

その後,60局を超えてひと段落し,6m自作機でCQを出してみた。ディスコーン。15分くらい?無心にCQ出し続けると,ピーという信号。誰かワッチしてるな。続けていると,なんとVWL局がコールしてくれた。受信はなかなか。信号強度は見通しの割りには弱いが,変調はばっちり聞こえる。向こうは5W。こちらのレポートをもらうと,少し歪んでいる,ゼロインしないと何を言っているか分からないとのこと。しかし交信成立!

1局できれば満足。何とか山でも使えるかな。でも1に開けてないと相手がいないだろうな。

2011/04/25

モクソン製作(8)

とうとうモクソンを上げた。しかし。

モクソンを屋根上に上げる。マストにクロスマウントでつける。縦にして取り付け。致命的な問題。バーチカルが邪魔で,ループ状のこのアンテナを水平にすることができない。悩んで悩んで,名案。ブームを端っこにたぐりよせ,ようやく手が届いたエレメント接合部のタッピングネジをはずし,エレメントをそこで分割。バーチカルをまたいで再び接続。何とかできた。冷や汗。

SWRがひどかった。最低点は22.5MHz辺り。1.3程度まで落ちる。1.5の範囲は500KHz程度ある。これは明らかに設計ミス。

エレメント先端のアルミ線を延ばしてみる。それぞれ3cm程度。200Hzほどしか共振点は下がらない。今回の調整はこれで終わり。根本的な解決策はエレメント寸法をそれぞれ数cm~数十cm伸ばす必要がある。だが設計ミス。高所でのやみくもな調整は危険。

仕方なくチューナーを通して使うことにしよう。18MHz,14MHzだと幸い1.2程度に落ちる。なぜか,21MHzでは落ちない。SWR3程度なのに。摩訶不思議だ。

18MHzをワッチするとOH2BAHのCQ。コール一発,見事とってもらえた。559のレポートをもらう。受信は449~559。これは意外。使えるかも知れない。

少し嫌気がさしてきた。そのうちにミニマルチの2エレを使うかも知れない。
悔しいけれど,モクソンはこれで終わりにしよう。

2011/04/18

6mSSB/CW機の改造(2)

計画していたことを実行。

久しぶりにこのリグを引っ張り出してきて,フタを開ける。よくもこんな細かい,複雑なリグを作ったと我ながら感心する。

まず,現状での出力を確認。SSBは50mW。CWも同程度。

改造の手順をしっかりと確認。ファイナル部にある4:1トランスをはずす。それを移動して違う場所に入れる。新たに10Tのチョークコイルを作って入れる。これだけ。幸い,以前多分7メガのリグを製作途中で止めたもののチョークコイルが残っており,これをそのまま流用できたので一つ手間が省けた。

大変細かい作業だったが,慎重に進めて何とか成功。

早速試験。各FCZコイルを調整。そしてキャリアポイントを再調整。結果,出力はSSBで100mWは普通に出る。大声を出すと200mWが出るようになった。キャリアポイントの調整によって,CWも何とか出るようになり,100mWほどは出る。

別のリグ(706)で受信しながらテストしたが,音質がどうも良くない。キャリアポイント調整が不十分なのか,このリグの特性かは不明。あとは実践で試して,どうにも使えなければその辺を探るつもり。

これで0.1WのQRPリグがあらためて完成。出力は倍になり,実用性が増したはず。文字通り,今年の山移動の主力リグになってくれるといいなあ。

気になるところ。どうも,マイクの3.5mmプラグが接触不良の様子。様子を見よう。

2011/04/17

モクソン製作(7)

この土日でモクソンを上げようと思ったが,なんだかんだで上げられず。しかしあとは上げるだけ,の段階まできた。


エレメントの直角部を製作。ビスでアルミに仮止めして,RefとRadのアルミ線をナイロンひものインシュレーターで結んで接続。これを両方やる。アンテナを屋根上に上げるのに邪魔なので,いったんビスをはずしておく。

それから,バラン部が苦労した。塩ビパイプの穴径が小さいため,圧着端子とかつワッシャーをはさんでビス止めするのだが,ここが難しく,職人芸。いっそのこともう少し穴径を大きくしておけば楽だった。何とかこれをやって,完成。

あとは部品を別々に屋根上に上げて,屋根上ですべてを組み,マスト上に上げるだけ。来週末には上げられそうだが,もし平日で早く帰れる日があれば,夕方にでもやっちゃうか?

2011/04/10

モクソン製作(6)

同軸について。

JQ1BVIのHPはしばしば参考にしている。同軸長についての解説がある。
同軸長はλ/2にせよ,とのこと。不要輻射を抑えるため。

手持ちの20mの黒い同軸。表示を見ると5D2Vとある。黒い2Vケーブル。てっきりFBだと思っていた。

(300/21.05)×0.67/2=4.77m
4.77×4=19.08m

λ/2の4倍が約19mなので,手持ちの20mだと少し共振周波数が下がるが,21メガ専用としてとりあえずこのケーブルを使用することにしよう。

ちなみに,CWに特化すると,
2V系ケーブルなら,28.2m程度
FB系ケーブルなら,17.8mまたは35.5m程度が良いはず。

今日は天気が良く,絶好のアンテナ製作日和だが,朝はFISTSのネット,この後は買い物,午後はカタクリを見に行くため,残念ながら来週に持ち越し。

2011/04/09

モクソン製作(5)

バランへの接続部分を工作した。

バランの端子を3cmほど上方へずらした。いらなくなった穴はビニテ+ピタガンで埋めた。水抜き穴を2箇所あけた。但し,この部分にパイプがあたるので,十分に機能するかは不安。

思ったことは,バラン内部の配線。この部分が数cm(恐らく10cm近い)あるので,相当,共振周波数に影響を与えるのではないか。市販のバランはどうなっているだろうか。アンテナにバランを接続する場合,アンテナとバランを一体と考えて,調整しなければいけない,ということをつくづく思う。共振調整後にバランを接続したらかなりずれる,ということは十分に予想できる。

また,不平衡ー平衡バランと言えども,端子からの配線が構造上アンバランスなので,バラン接続により,さらにバランスをくずしているような気がしなくもない。が,考えすぎるとキリがないので,あとはトライアンドエラーで行くしかない。

エレメントクランプはTVアンテナ用クランプを使おう。
あとは,インシュレーター部と,クランプに共締めするアダプタを塩ビパイプで製作する。
今日は雨だが,明日は晴れだとしても,ちょっと上げられないかも。アンテナを上げるのは次週に持ち越し予定。

2011/04/03

モクソン製作(4)

アルミパイプと塩ビパイプの結合を行った。

反射器はM3ビスで3箇所止め。放射器は,アルミエレメントが真ん中で分離するので,片方が2箇所止め。内側は圧着端子を共締めして,それがバランに行くようにする。長さだが,このビス部分からバランまでの距離があるので,結局アルミを片側さらに9cm切断し,端から1cmのところに穴を開けて,そこから斜めにバランに接続する予定。こうすることで,この接続部分もエレメントとして見なし,エレメント長はほぼ計算通りになる寸法。

バランは陸軍端子の位置を3cmほど移動させる予定。これで,斜め接続部分の長さを若干短くできる。それから,同軸を用意しておく。約18mで両端にコネクターをつけておけばいい。これらの作業は平日夜にこなしておこう。

これでほぼ完成に近づき,あとは屋根上に上げる当日に作業する部分が主となった。それは,横エレメントのインシュレーター部分。もう一つ,エレメントクランプをウェーブハンターから流用したので,そのクランプをブームにつなぐため,ボルト穴を2箇所開ける必要。

ただ,あらためて考えると,エレメントの重量を支えられるか不安。ちょっと高いが,TVアンテナ用のクロスマウントが確か,デイツーだったか,1400円程度だったので,それを購入してもいい気がしてきた。

順調に行けば,次週末にはアンテナを上げられそう。調整少なく,うまく希望通りにSWRが落ちてくれれば御の字なのだが。

2011/04/02

6mSSB/CW機の改造

誰かのブログを見ていたら,RNRさんのブログを発見!「手作りトランシーバ入門」の続編,補足という位置づけらしいが,これはお宝だった。いろいろブラウズしてると,面白そうな記事がたくさん。そして,6mSSB/CW機のパワーアップ改造についての記事を発見!意外にも簡単な改造で,SSBで200mWまでパワーアップできてるそうで,何度かコメントで質問をして,ほぼ改造内容を理解できた。製作時,もう少しパワーが欲しいなと思っていたので,ぜひ挑戦してみたい。

モクソンアンテナ(3)

モクソンのエレメント折り曲げ部の製作をした。

エレメントはアルミ2mmφを使用。片側は圧着端子を接続,もう片方は両面ハトメを使用した。長さは74.~なんとかだったのを74cm。97.~なんとかだったのを97cmとし,それぞれヒゲを4cmつけて微調整用とした。もし共振点が周波数のバンド下方だったら作り直しをするつもり。上なら多少調整できる。
DH(ディレクターの横の方),RH(リフレクターの同)と名づけた。DHを2本,RHを2本製作。アルミパイプとはM3のネジで止める。インシュレータ部はナイロンロープを使用予定。ワクワク!


これの前段で,エレメントクランプの問題があったが,塩ビパイプは径が間違っていた。VP16では半円にカットしてみたが,当たり前だが,25mmパイプには小さすぎたので,VP25の1mものを購入。半円ではなく,4cm長にカットして,さらに切れ込みを1本だけ入れる。すると,VP25がほぼすっぽりブーム(25mmφ)にはまる。これをエレメントクランプに付けると,バッチリ!ナットをきつめに締めればほぼしっかりと固定されてOKだった。

次の課題は,塩ビパイプにアルミエレメントを挿入して,どう固定するかだ。予定では,塩ビに大き目の穴を開けて,M3ビスを挿入し,アルミパイプと塩ビの片側を締める。4箇所または6箇所程度固定すれば,うまく行くのではないか。

2011/03/28

モクソン製作(2)

アルミパイプの切断が終了し,テーパーになっている部分を連結する作業が終了。
ドライブエレメントは,11φが75cm,13φが80cm,15φが100cmになるよう,11φと13φは10cm長く切断(重量を減らすため)。結局止める部分はM3タッピングネジ。これを2セット製作。
リフレクターは,11φが77cm,13φ80cm,15φ100cm。実際には15φは中央でつながってるので,2mのまま。

ドライブエレメントがなぜ2cm短いかと言うと,給電部を左右エレメントを離すのだが,その間隔を4cmとしたため。

今回はMOXON専用計算ソフトで長さを算出しているが,これもそうだし,例えばMMANAとかでも,計算上長さは算出するが,こういう細かい部分で,必ず数cmの誤差が出る。エレメントからバランを経由して同軸につなぐが,エレメントからバランまでの導線はエレメントと考えるか,給電線と考えるかの違い。それから直線エレメントから直角に曲げる部分だが,圧着端子をネジ止めして接続するが,どうしても数mmの誤差が出る。

今回は正確には,それぞれのエレメントに+3mmして,圧着端子のネジ止め部分から端子を折り曲げた部分,数mmを3mmと見積もった。結局こういう部分があるから,製作が終わってからの調整段階で試行錯誤になる。

今日の作業はこれで終了。新たな課題が生じた。それは,エメレントブラケット。一つは古いウェーブハンターのブラケットを流用。ちょっとだけ強度が心配。もう一つは何かのアンテナのマストブラケットを使用。ただ,実際部材に当ててみると,マスト径が細すぎてブラケットのU字ボルトだとゆるゆるだった。そこで,塩ビパイプを半円にしてマストの連結部分にあてがい,見かけの径を太くして取り付ける事にした。ジョイントというVP16の塩ビパイプを購入した。これを糸ノコで半月に切断する作業がやっかいそう。

本日はここまで。
夜はバランの製作をする予定。

2011/03/27

モクソン製作開始

アルミパイプが到着して,年休も僅かだが取れたので製作開始。パイプを切断。

11φ1mを4本,13φ1mを4本。15φ2mはそのまま,1mを2本。バリ取り。差してみたくなるのが人の性。なかなか頑丈なエレメントができそう。いざ抜こうとすると抜けなくなって焦る。

差込の接触部分は細い方をサンドペーパーで磨くつもりだが,磨いてから差してみると13φと15φが抜けない。思いついてCRC556をスプレイしてみると,これが良い。スルスルと入るようになる。固定をどうするか。貫通させてボルト締めとも思ったが,タッピングビスでごまかそう。ただ,無理矢理やると調整時や分解時に抜けなくなりそうなので,ある程度下穴を開けてからねじ込む事を忘れないように。

2011/03/06

SW-40+トラブル

FISTSのNewsletterにレビュー記事を書くために,久しぶりにSW-40+に電源投入。受信音どうだったけ,と期待してONにしたら,ブブブブー。ひどい音。何度ON OFF試してもダメ。何かトラブル発生。前回からいじってるとこもないし,なぜ?Calkeyerを貼り付けてる粘着テープがコードに引っ張られてずれて,接触してるのか,と思ったがまったく問題なく,定位置。

SWLのHPや検索エンジンで調べるが簡単には分からず。電圧チェックのページを印刷して,明日点検することにして寝る。

ちょっと,待てよ。バッテリーに電圧が10Vちょっと。最初は気にしていなかったが,電圧のチェックも大変なので,念のためバッテリー調べると,2本が0V。まさかと思って,安定化電源で投入してみると,まったく問題なし!そうか,バッテリーか。電圧降下で問題。

調べると10.2Vを切るとAF部?が発振してブブブブ。ニッケル水素なので1本1.3Vマックスとして,12Vで1.5WOUTするようにトリマを再調整。11Vで1W。13.8Vで2Wになった。

13.8V 2W
12V 1.5W
11V 1W
10.2V and lower buzz


これで問題クリア。
あらためて,公称1.5Wということにしよう。