2011/03/28

モクソン製作(2)

アルミパイプの切断が終了し,テーパーになっている部分を連結する作業が終了。
ドライブエレメントは,11φが75cm,13φが80cm,15φが100cmになるよう,11φと13φは10cm長く切断(重量を減らすため)。結局止める部分はM3タッピングネジ。これを2セット製作。
リフレクターは,11φが77cm,13φ80cm,15φ100cm。実際には15φは中央でつながってるので,2mのまま。

ドライブエレメントがなぜ2cm短いかと言うと,給電部を左右エレメントを離すのだが,その間隔を4cmとしたため。

今回はMOXON専用計算ソフトで長さを算出しているが,これもそうだし,例えばMMANAとかでも,計算上長さは算出するが,こういう細かい部分で,必ず数cmの誤差が出る。エレメントからバランを経由して同軸につなぐが,エレメントからバランまでの導線はエレメントと考えるか,給電線と考えるかの違い。それから直線エレメントから直角に曲げる部分だが,圧着端子をネジ止めして接続するが,どうしても数mmの誤差が出る。

今回は正確には,それぞれのエレメントに+3mmして,圧着端子のネジ止め部分から端子を折り曲げた部分,数mmを3mmと見積もった。結局こういう部分があるから,製作が終わってからの調整段階で試行錯誤になる。

今日の作業はこれで終了。新たな課題が生じた。それは,エメレントブラケット。一つは古いウェーブハンターのブラケットを流用。ちょっとだけ強度が心配。もう一つは何かのアンテナのマストブラケットを使用。ただ,実際部材に当ててみると,マスト径が細すぎてブラケットのU字ボルトだとゆるゆるだった。そこで,塩ビパイプを半円にしてマストの連結部分にあてがい,見かけの径を太くして取り付ける事にした。ジョイントというVP16の塩ビパイプを購入した。これを糸ノコで半月に切断する作業がやっかいそう。

本日はここまで。
夜はバランの製作をする予定。

2011/03/27

モクソン製作開始

アルミパイプが到着して,年休も僅かだが取れたので製作開始。パイプを切断。

11φ1mを4本,13φ1mを4本。15φ2mはそのまま,1mを2本。バリ取り。差してみたくなるのが人の性。なかなか頑丈なエレメントができそう。いざ抜こうとすると抜けなくなって焦る。

差込の接触部分は細い方をサンドペーパーで磨くつもりだが,磨いてから差してみると13φと15φが抜けない。思いついてCRC556をスプレイしてみると,これが良い。スルスルと入るようになる。固定をどうするか。貫通させてボルト締めとも思ったが,タッピングビスでごまかそう。ただ,無理矢理やると調整時や分解時に抜けなくなりそうなので,ある程度下穴を開けてからねじ込む事を忘れないように。

2011/03/06

SW-40+トラブル

FISTSのNewsletterにレビュー記事を書くために,久しぶりにSW-40+に電源投入。受信音どうだったけ,と期待してONにしたら,ブブブブー。ひどい音。何度ON OFF試してもダメ。何かトラブル発生。前回からいじってるとこもないし,なぜ?Calkeyerを貼り付けてる粘着テープがコードに引っ張られてずれて,接触してるのか,と思ったがまったく問題なく,定位置。

SWLのHPや検索エンジンで調べるが簡単には分からず。電圧チェックのページを印刷して,明日点検することにして寝る。

ちょっと,待てよ。バッテリーに電圧が10Vちょっと。最初は気にしていなかったが,電圧のチェックも大変なので,念のためバッテリー調べると,2本が0V。まさかと思って,安定化電源で投入してみると,まったく問題なし!そうか,バッテリーか。電圧降下で問題。

調べると10.2Vを切るとAF部?が発振してブブブブ。ニッケル水素なので1本1.3Vマックスとして,12Vで1.5WOUTするようにトリマを再調整。11Vで1W。13.8Vで2Wになった。

13.8V 2W
12V 1.5W
11V 1W
10.2V and lower buzz


これで問題クリア。
あらためて,公称1.5Wということにしよう。