2011/04/18

6mSSB/CW機の改造(2)

計画していたことを実行。

久しぶりにこのリグを引っ張り出してきて,フタを開ける。よくもこんな細かい,複雑なリグを作ったと我ながら感心する。

まず,現状での出力を確認。SSBは50mW。CWも同程度。

改造の手順をしっかりと確認。ファイナル部にある4:1トランスをはずす。それを移動して違う場所に入れる。新たに10Tのチョークコイルを作って入れる。これだけ。幸い,以前多分7メガのリグを製作途中で止めたもののチョークコイルが残っており,これをそのまま流用できたので一つ手間が省けた。

大変細かい作業だったが,慎重に進めて何とか成功。

早速試験。各FCZコイルを調整。そしてキャリアポイントを再調整。結果,出力はSSBで100mWは普通に出る。大声を出すと200mWが出るようになった。キャリアポイントの調整によって,CWも何とか出るようになり,100mWほどは出る。

別のリグ(706)で受信しながらテストしたが,音質がどうも良くない。キャリアポイント調整が不十分なのか,このリグの特性かは不明。あとは実践で試して,どうにも使えなければその辺を探るつもり。

これで0.1WのQRPリグがあらためて完成。出力は倍になり,実用性が増したはず。文字通り,今年の山移動の主力リグになってくれるといいなあ。

気になるところ。どうも,マイクの3.5mmプラグが接触不良の様子。様子を見よう。

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