2013/03/26

HB9CV接触不良?

一年間,自作HB9CVを使用してきました。
上げた当初から,少し変な様子があったのですが,一年通してみて分かったこと。
どうやら,雨の日はSWRが落ち着く。そうでない,ドライな日は21.03あたりでSWRが2近くになります。

こういう時はリグに仲介しているマニュアルチューナーで無理やり合わせて使用していました。が,何となく,応答率が劣るような。位相給電の動作をしてないような感覚がありました。

そこでどこかで接触不良かと予想。雨に当たる場所であり,エレメントではない。エレメントだとするともっとSWRが悪くなるはず,と予想して,マッチング部分ではないかと。

バリコンは一応タッパで防水してあるので,ロッド付近かと。心当たりは,ロッドのショートバー。目玉クリップでエレメントとバーをショートさせている。

そこがアルミと目玉クリップだから何かのメッキとで,何らかの接触不良を起こしている。雨が降ると導通が確保されて,SWRが改善する仕組みではないかなあと。

よって,目玉クリップとエレメントを確実に接触させる方法。タッピングビスで強制的に固定,接触させることを思いつきました。

春休み,天気のいい日を選んで実行。
ショートバー側の目玉クリップ,小型で質が悪いからか随分さびています。何とか下穴を開けてビス挿入。しかし,エレメント側の目玉クリップは大型で,さびてもおらず,キリの刃が立ちませんでした。仕方なく,もう片方の小型目玉クリップにも頑張ってビス挿入。計2箇所を加工しました。

ここで残念なことが。バリコンのケースとしていた,タッパが紫外線で劣化していました。今回の工事中に,同軸に負荷がかかって,ケースがぼろぼろと破損。ビニテで応急処置しました。やはり安物の,タッパでは屋外使用は一年持たなかったということです。

シャックに戻り,SWR計測。21.03でもSWR1.5,21.1でSWR1.3,21.2でSWR1.1となり,一年前に製作した時点の値になっています。

これでまたしばらく使い続け,再度悪化するようなら,限界と判断して,取替えなどを検討します。

0 件のコメント:

コメントを投稿